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【各話・徹底考察】「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」
第1話 令和の最凶バディ誕生! 忖度や圧力にあふれるグレーな現代…
第1話 2020年1月12日(日曜)放送
視聴率:9.5%
「今日から俺は!」「3年A組」「あなたの番です」「ニッポンノワール」と立て続けに若者たちを夢中にさせる、冒険的なドラマに挑戦する日テレ10:30のドラマ。
その10:30のドラマで活躍した清野菜名と横浜流星が戻ってきた。
否が応でも期待が高まります。
極真空手の世界チャンピオンになった横浜流星。
体当たりのアクションで有名になった清野菜名。
こんなにアクションで定評があるのに2人が出演したドラマには以外とアクションがあるドラマは少なくて、今回やっと本格的なアクションが見られそうな内容のドラマです。
ですが、公式サイトをいくらみてもパンダのドラマって何?
って見ない限りその全貌がイマイチつかめませんでしたが、第1話見てやっとどんなドラマか納得できました。
冒頭の政治家を街頭の電光掲示板に公開するやり方は、
現代版必殺仕事人として登場した往年の人気ドラマ「ハングマン」でよくやった悪への制裁方法でした。
ラストで、和田正人のベンチャー企業社長の手術室で縛るのは、海外ドラマの「デクスター」とハングマンがかけ合わせたようです。
しかし、パワハラ・セクハラの上で、殺される愛菜の殺され方がちょっと強引過ぎる?
サスペンスドラマあるあるなんですがトロフィーで思いっきり殴って、相手がビルから
転落するほどになるでしょうか?
ちょっとご都合主義かなあという感じです。
和田正人の社長もなんとなく整形前の愛菜が本当に好きだったような気配。
ちょっと公開処刑するほどのものでもないのでは、極悪というにはちょっと弱い気がしました。
もっと悪は意図的に極悪をしている感じでなければ、正義の味方のおでましにならない気が……
また直輝のメンタリスト的な相手の視線のあり方で相手の心理を読み取る要素もちょっと、あいつ挙動不審くらいな感じなので、もっと心理学的なアプローチをしてほしかった。
横浜流星さんのメンタリストNはメンタリストdaigoさんのようなキャラですかね。
Nこと直輝は飼育員で、パンダを調教する立場で、あんまりアクションはないようです。
本物のメンタリストdaigoさんはテレビ出演をやめて、You Tubeとニコニコ動画を主戦場にしているみたいですが、直輝の方はまだテレビ出演のようです。
佐藤二朗のMr.ノーコンプライアンスというキャラがNに指令を送っているようです。
第1回で、法務大臣佐島であることが分かります。
国家公認で、Misパンダは動いているんでしょうか?
それとも佐島には何か裏の事情があるのか?
なんと直輝の父はまさかの田中圭さんでした。
「あなたの番です 反撃編」の名コンビの再現です。
パパの謎の死で、直輝の方が、「会いたいよー?」
直輝の父の死にも謎がありそうで、それがなぜ直輝がMisパンダを操っている理由もそこにありそうです。
またかつて天才囲碁少女と呼ばれたレンが弱気な性格になっていったのも、母麻衣子に関連しそうですね。
事件が解決する度に直輝はMisパンダにハグをするのかな?
視聴者が毎回キャーキャー言う声が聴こえてきそうです。
でもレンの方は全く記憶にないんですかね。
次回は不正入試が事件のようです。
これも、正義の味方の介入よりも警察で解決できそうな事件です。
もっとデカイ犯罪かもしくは予想もつかない大きな事件を扱ってほしいなあ。
清野菜名、横浜流星、そして佐藤二朗これ以上ないベストキャスティングなので、もっと脚本を頑張ってほしいなあと思う第1話でした。
特に、この時間枠は今までアタリ続きだったので、期待も高いので、2話目から奮起を期待したいです。
そして、第2話にはレンや直輝の事情があきらかになってくるんでしょうか?
そして今回はあまり見られなかった直輝の華麗なアクションも見られそう。
次回が楽しみです。
第2話 カネとコネまみれの大学入試
第2話 2020年1月19日(日曜)放送
視聴率:7.9%
Misパンダになった時の、清野菜名さんが妙に色っぽい。
感想
今回、第1話では触れられなかったレンと直輝の過去があきらかになってきました。
まず直輝の過去。
直輝の父は白骨遺体で発見されていました。
残されたぬいぐるみの目から父の残したUSBメモリがありました。
そのメモリの中に残された動画には誘拐されたMr.ノーコンプライアンスの娘あずさの姿が。
ノーコンプライアンスの三島があずさを誘拐されていた過去がありました。
直輝は父の死と、あずさの誘拐や三島と関係があるからノーコンプライアンスと知り合った。
あるいは父の死を探るためにノーコンプライアンスからと仕事をしている?
まだまだ謎ははっきりしません。
またラストで葬儀場にいた直輝の姿を、神代が思い出します。
レンの過去
直輝がレンとはじめてあった時、直輝にはレンの身体から「私を檻から出して」というメッセージが聞こえました。
それから、直輝はレンに秘かに催眠をほどこしてMisパンダに仕立て上げるのですが、
実はレンの母麻衣子が病院いて、もう一人の娘リコの存在があきらかに……
リコが死んでよかったと麻衣子が言いますが、檻に入っているのはレンではなくリコ。
ひょっとしたら、火事になって死んだのはリコではなくて本当のレンの方?
2人が入れ替わっているのかも、だから囲碁が下手くそになった?
となると、精神科医門田の存在が怪しい気がします。
レンに偽りの記憶を植え付けているのかもしれないと思いました。
果たして本当?
今回のMisパンダの活躍は、不正受験疑惑でした。
第1話に続いてあまりひねりのない悪でわかりやすい犯行でひねりのない展開でした。
ハングマン的な公開処刑的な映像で悪事を暴きますが、娘が父のことをあからさまに語るでしょうか?
それに、不正をしていることを堂々と語るのはどう考えても頭悪すぎる。
モロ師岡さんと渡辺裕之さんとが罵り合うのは、悪同士が仲間割れするハングマンでは定型のパターンだったんですが……
今どき、下手な漫画の悪役でもそう簡単にしっぽを出さないんですよ。
悪い奴らがそうそう簡単に自分の手の内をしゃべるのは時代劇でもないし、昭和のハングマンと同じやり方だったら、悪に逃げられそうな気がします。
連続ドラマとしては、謎があって面白いのに……
毎回の悪事があまりにも普通に新聞やニュースで取り上げられている系の事件で面白みにかけます。
そこが残念ですね。
絶対零度を見て勉強をして欲しい!
今回は直輝の格闘技のトレーニング姿を見ることができました。
短い時間ですけどさすが世界チャンピオンだけあって、動きが本物です。
パンダの飼育員だけの活躍だけではもったいない気がします。
今回はMisパンダのアクションがあまりなかったので物足りない感じがしました。
ドラマ全体のなぞはそのままで、あまり凝った犯人の暴きかたをしてもリアル感がないのでも、もう細かい謎解き関係は省略して、せっかう動ける2人が出ているんだからアクション満載でいいんじゃないでしょうか?
そうなったいっそのこと「キーハンター」とかみたいにスパイ・アクション系にしたら楽しいかも……ついで言うと真剣佑が加わったら、本当に親子2代でキーハンターになれるかも……TBSですけどね。
次回はクライミングの世界選手権の話。
これもまたヒーローMisパンダが活躍するほどの話?
という位、巨悪なのかなんなのか分かりづらい悪のスケール。
これが、通常のドラマならば分かるんですけど……
でも沙奈恵がレンとの同級生ということで、レンの過去が明らかになるので、そこが気になります。
どうも悪を倒すことのスカッと差が消化不良で、暗い過去ばかりに興味が行ってしまいます。
第3話
第3話 2020年1月26日(日曜)放送
視聴率:近日更新予定です