【ネタバレ・あらすじ・視聴率】「アライブ がん専門医のカルテ」自らの”痛み”や”秘密”とはー

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【各話・徹底考察】「アライブ がん専門医のカルテ」

第1話 原発部位が不明のがん

第1話 2020年1月8日(水)放送

冒頭、松下奈緒さんの美しい横顔からスタート。
美しい。
静止にしてしばらく見ていたいくらいですね。
この屋上が、主人公恩心が心を落ち着ける場所なんですね。

トミーとマツ、あぶない刑事、相棒。
刑事ドラマではバディものはよくあるんですけど、医療ドラマは一匹狼の先生かチームものが多んですけど、珍しくバディものです。

松下奈緒さんと言えば「二十四の瞳」「早子先生、結婚するって本当ですか?」「俺のスカートどこ、行った?」など、なぜか学校の先生役が多い気がするんですけど、白衣もばっちり決まって似合ってますね。

薫役の木村佳乃さんはデビュー作のドラマ「元気をあげる〜救命救急医物語」以来の本格な医師役だそうです。

医療ドラマと言えばやはりオペをする外科医が華やかですが、現実にはオペや放射線より、圧倒的に薬の投与の方が頻度が高いので、するどい着眼点です。

3ヶ月前に夫が台風の事故で、意識不明のままに。
それなのに、腫瘍内科という癌療法の中でも、一番主軸であるはずのに、肩身が狭い。
その上に、息子蓮の子育てをしなければならない。
パンクした自転車を坂道を押していく姿が恩心の内面を現しています。

そこへ登場したのが、木村佳乃さんの梶山薫です。
偶然、会った人が新任の仕事場の同僚。
ドラマではありがちですけど、今回のドラマの場合、すごく自然だったし、ありえる状況でした。
ところが、ラスト間際になって、恩心に出会いを仕組んでのも、自転車をパンクさせたのも、全て薫の仕組んだことだと分かりました。
一体、薫の目的はなんなんでしょうか?
なんと、恩心の夫を意識不明に追いやったのは、薫でした。
定型のバディものとはちょっと違うようです。

相関図で登場していた夫の中村俊介さん。
登場するのは回想シーンと、ベッドで寝たきり。
ちょっと寂しいです。
これから意識が回復することはあるんでしょうか?

北大路欣也さんの義父・京太郎が救いの神です。
料理もできるなんて素敵します。
理想の義父です。

そして高畑淳子さんの全身がんの患者民代。
さすが人生を達観していて、患者にも関わらず恩心の精神的支え的存在です。
生前の樹木希林さんを思わせるキャラクターです。

今回の患者の石野真子さんの患者。
往年のアイドルだったとは思えないほどのノーメイクでの、がん患者への熱演、素晴らしいかった。
やっと一緒になれたと思っていた彼の田口トモロヲさんは若年性認知症でした。
いつもボイスレコーダーを使っているのでなんで? と思っていましたが、
まさかそういうこととは。
首に自分の名前のストラップをつけているのもそのせいだったんですね。
田口トモロヲさんの彼氏も誠実さがにじみ出ていた。
この2人の熱演で、このドラマ期待できそうです。
恩心パートは従来のヒューマン医療ドラマの展開。
薫の部分はサスペンスっぽい展開。
2人の主役がいて、別々のパートを担当。
木村佳乃さんは、「あなたには渡さない」「後妻業の女」などで最近は悪女キャラが定着していましたが、今回もクセのある役のようです。

がんの現場は命と向き合っています。
患者も恩心も薫も、辛いことを抱えています。
病気と向き合うこともありますが、人生生きてれば辛いこともあるというメッセージを感じます。

次回の展望

次回は乳がんがテーマのようです。
男にも乳がんがあるなんて、医療に関してかなりリサーチしているようです。
最新のがん医療の事情を知ることができるかも。

そして、恩心に接近した薫の次の行動は?
最近のドラマの傾向なんでしょうが、一話完結形式でありながら、連続ドラマとしても見られる。
主人公が善悪の定型ではなくて、何面もの顔を持っている感じです。
ようやく海外ドラマに近づいて来た気がします。

毎週見るのが楽しみなドラマが増えました。

第2話 知られざる、男性の乳がん

【第2話】2020年01月16日木曜放送

【若い女性と中年男性―性別も年齢も違う2人の乳がん患者。知られざる男性の乳がんとは?戸惑い苦悩する患者達のためひた走る2人の女医…その絆は本物か、偽物か】

前回の最後で、薫が横浜みなと総合病院に来たのは恩心に近づくためでした。
患者の家族の会へ恩心が来るように仕掛けていました、自転車のパンクも。
第1回目はバディものと思っていましたが、実は医師同士のバトル?
となると、「白い巨塔」「振り返れば奴がいる」のような全くタイプの違う医師同士の対立するドラマを思い出します。
「白い巨塔」では出世主義の凄腕の外科医財前に対して、穏健派の内科医の里見の2人の医師が登場します。
となると、財前は薫で、里見は恩心?
手術の失敗と聞くと、表情が一変する薫が、ものすごい陰謀を企んでいるとは思えないのですが……
ドラマの中でも、外科が目立って、内科は地味と言う印象があります。
W主演でもどうしても薫側が目立ってしまうのは否めません。

 

 

感想
マスクで顔を隠していたつもりでしたが、ベテランのがん患者民代は見抜いていました。
このおばさんただ者ではない。
それよりも、死生の境をいくつも乗り越えて来ているので、人を見る目がするどくなっているのかも知れませんね。
今回は男性の乳がんが紹介されていました。
40代50代の人が多いのだとか、しかし男性の乳がんは珍しく保険も効かない。
このドラマで始めて知りました。
男性乳がんになった場合、他のがん以上に告白しにくいだろうと思いました。
しかも、あまり同じ苦しみ痛みを共有する人もいないので、孤独ですね。
そんな時、現れたのが男性乳がん患者日ノ原の側にいて、お節介をしてくれたお節介ババアのふせえりさん。
実は自分は末期で他の患者のために、ケアをしていてくれたとは、自分の命が亡くなろうというのに人のお世話をしようとするとは。
こんな人が本当に強くて、優しい人なんでしょうね。
一方、若い女性乳がん患者莉子は、手術を前にして
「胸が無くなることより、人の幸せが喜べなくなっているのが恐い」
と精神的に追い詰められて、手術を躊躇するようになります。
そんな時、薫は乳がんサバイバーということを告白。そして、莉子に乳房を見せて、乳房を触らせて励ましました。
そんな部分でも、薫の潔さ、かっこよさが際立ちました。
男性目線で見ると、薫の背中、薫と恩心の温泉入浴の美しいデコルテが見えてお得な第2話でした。
薫が恩心の夫匠の手術の件で、詫びようとした瞬間、匠の容態の急変の知らせが、言わなくちゃいけないことが偶然の出来事で引きのばされるのはドラマあるあるですね。
今後の展開
第3回で匠は亡くなってしまうのでしょうか?
次回予告でははっきりしないので、匠の生死が今後の展開を左右しそうです。
しかし、亡くなるのは時間の問題かな。
薫が恩心に打ち明けた時、恩心がどういう態度をとるかでドラマの主人公として医者としての存在が問われますね。
最近の木村佳乃さんが出演のドラマだと、ドロドロの愛憎劇になりがちなんですが……
同じ医師としてミスはあるものだと悟り、薫を許して、絆を深めていく——という展開を期待したいです。
お互いに許せなくて憎しみを抱く——というパターンもたくさんありました。
でも、今回莉子に自分の切除後の乳房を見せる薫が悪い人にも見えないし、薫は人を許せる大きな心をもった人物だと思うのですが……
また前回では、クールな印象だった研修医結城でしたが、不安定な莉子の行動に戸惑ったり、だんだんと研修医として自分の未熟さに苦悩する姿も描かれました。
また、隣にいる同期の夏樹が嫉妬している表情なのが印象に残りました。夏樹は結城のことが好きなのかも……恋愛に発展するのか?見守りたいです。

医療ドラマが乱立している今シーズンですが、刑事ドラマの中で加害者や被害者になる確率は低いでしょうが、病院には必ずどこかでお世話になるはずなんで、普遍的に心の琴線に触れているなと感じます。

第3話

【第3話】2020年01月23日木曜放送

【在宅医療かホスピスか―末期がんの母を抱える父と娘の選択…母の隠された想いとは?急変した夫の病室で捧げる祈り…心が下す決断は?そして謎の男がやって来る…】

近日更新予定です。